インクジェットプリンターの節約術として、プリンターの設定を変更したり、純正品より安価な互換インクや増量タイプを検討することも有効です 。また、機種によってはプリンターの電源を入れるたびにインクが消費されるヘッドクリーニングが行われるので注意しましょう。

プリンター設定で節約

インクの減りが早いと感じたら、プリンターの設定を変更することでインクの消費量を抑えることが出来ます。そこで、まずインクの節約に効果的な3つの設定を紹介します。印刷設定の画面は「プリンターの詳細設定」や「プリンターのオプション」など機種により異なるのでご注意ください。

印刷品質設定

印刷品質で「標準モード」と「きれいモード」、あるいは「速い」などがありますが、「標準モード」か「速い」を選択します。「きれいモード」の設定では、印刷時間も「標準モード」より長くなり、インクの消費量も増えます。細部の繊細な表現などの違いはありますが、多くの場合で印刷品質にインク使用量ほどの差はありません。
→詳しくは『印刷品質の「標準モード」「きれいモード」の違い』

明度(明るさ)・濃度(インクの濃さ)の変更

機種によって表現は違いますが、 エプソンでは色補正の設定で「明度」を上げると色が薄くなるのでインクの使用量が減り、インクの節約ができます。キヤノンでは「色/濃度」で「マニュアル調整」を選択して濃度を薄くします。いずれの場合も薄すぎると印刷の仕上がりに影響が出ますので、バランスを考えて調整してください。

割り付け印刷

数ページにわたるデータを印刷する場合に、1ページ1枚印刷するのではなく、1枚の用紙に複数のページを並べて印刷する「割り付け印刷」でインクや紙を節約できます。原稿内容や設定されている文字のサイズにもよりますが、提出用ではなく確認するための印刷なら、A4サイズ1枚に2ページ分を印刷するなど、印刷設定で簡単にできます。

インク選びで節約

インクが無くなり新しいインクカートリッジに交換する際に、純正品より安価な互換インクや増量タイプを検討すると節約にもなります。ここでは、プリンターの設定以外での節約術を紹介します。

互換インクの検討

純正より安価。ただし、メーカー保証が効かなくなる場合があるので注意が必要です。エコリカではインクによる不具合と判断した場合は、プリンター本体の修理代保証、またその間の代替プリンターの貸し出しも行っています。

・エコリカ製品(一例)

→エコリカお客様サポート

増量タイプ

通常の標準タイプに比べてインクの容量が多いカートリッジを増量タイプといいます。機種によっては「増量タイプ(大容量タイプ)」や「L」「XL」などと表示され、通常のカートリッジと比べ、 1枚あたりにかかる印刷コストが安く、印刷できる枚数が多いのが特長です。

・標準タイプと増量タイプ(一例)

→詳しくは『標準容量と大容量インクの違い』

ヘッドクリーニングの頻度を抑えて節約

メーカーや機種によっては、プリンタの電源を入れるたびにヘッドクリーニングが自動で行われ、インクが消費されるほか、電気代もかかることがあります。そのため、頻繁に電源をオン/オフするのは避け、印刷はできるだけまとめて行うのが望ましいでしょう。

使わないときに電源を切る

インクジェットプリンターは電源を入れた時に自動でヘッドクリーニングを行います。したがって、頻繁に電源のオン/オフを行うとその都度インクが消費されてしまいます。電気代節約のために頻繁に電源のオン/オフをするのはやめましょう。特に、OAタップのスイッチを使ったり、コンセントを抜いたりしてプリンターの電源管理をしている場合は、正常な電源オフと認識されず、次回起動時に通常より長くクリーニングが行われることがあります。

プリンターは長期間使わないとノズルが詰まり、クリーニングで大量のインクを消費することになるので、インク詰まりを防ぐためにも、定期的な印刷が効果的です。