インクジェットプリンターの印刷品質には、「標準モード」と「きれいモード」の設定があります。
その違いは、印刷の解像度やインクの使用量、印刷速度に関係しています。
「標準モード」
標準モードはデフォルト設定であることが多く、解像度的にも日常使用には十分な品質といえます。
印刷速度がきれいモードより速いのでWeb画面や資料の印刷などに適しています。
一部の機種ではさらに「速い」設定もありますが、印刷品質は荒くなるので注意が必要です。
「きれいモード」
高解像度で印刷されるので印刷速度は遅くなりますが、発色が良く、色の階調も滑らかなので写真や細かい文字・イラストも鮮明に出力されます。
写真やプレゼン資料などに適していますが、「標準」に比べてインクを多く消費します。

「標準モード」「きれいモード」の比較
| 標準モード | きれいモード | |
| 印刷速度 | 普通 | 遅い |
| 印刷品質 | 普通 | 鮮明 |
| インク消費量 | 通常 | 多い |
| 適した印刷 | 文章、Web印刷 | 写真、ポスター、プレゼン資料 |
インク滴について
印刷された画像や文字は、顕微鏡レベルでみるとインクのドット滴の集合体で形成されているのがわかります。その密度によって解像度が変わります。
■ 5倍

■ 20倍

■ 50倍

■ 100倍

■ 500倍


実際の印字データなどを用いた比較画像
標準モード画像

拡大すると紙の白い空間が残っているのがわかります。
きれいモード画像

一定面積当たりの吐出量が標準モードより増え、紙の白い部分が少なくなることで鮮やかな印象になります。
※印刷品質の比較にはISO(国際標準化機構)で規定された標準テスト画像を使用しています。
